【プレゼンの語彙力】 スベらない、伝えたいが実現する「言い回し」大全!

プレゼンを行ったあと、「うまく伝わらなかったな」とか「スベってたな」なんて感じたことはないでしょうか。
今回紹介したい本は、おもしろいほど聞いてもらえる言い回しをまとめた一冊です。
プレゼンボキャブラリーが増え、ビジネスの成果が向上しますので、詳しく見ていきましょう。

もくじ

自信を示す

自信を持つというのは、色々な効果をもたらします。

  • 自分のモチベーションを維持
  • 人としての魅力が上がる
  • 行動力を高める

一般的に言われる内容だけを見てもプレゼンで活用しない理由が見当たらないですよね。
自信を示すコツを解説していきます。

自信につなげる合言葉

プレゼンで自信を示すためのパワーワードが存在します。
それを使うことで、聞く人の目がこちらに向くことでしょう。
そのパワーワードを2点紹介します。

〇〇革命・・・自分が話したいテーマに革命をつけてみましょう。
イノベーションという言葉はよく聞きますが、革命と聞いたほうがパンチ力があります
この言葉を言うことで、周りの目を引き付け、一緒に頑張れると思わせましょう。

〇〇の法則・・・自分の経験の中で成功したものに対し、後ろに「の法則」をつけて単語にしてみましょう。

例えば…
「資料を見やすくするために、いつもより余白を3割とるようにしているんです。」
よりも
「資料を見やすくするために、いつも『余白3割の法則』を守っています。」
と説明すると明らかに頭に残りますよね。
これは自分の成功パターンを持ってくるので、この人は自信があると自然と感じさせることができます。

自信を示すテクニック

聞く人に自信を示すためには、よい言い回しが存在します。
「この人はしっかり内容を練ってからここになっているな。」
という印象を与えることができれば内容を伝えやすくなることでしょう。
そんなテクニックを2つ紹介します。

冒頭で時間配分を伝える
「少し長くなりますが説明させていただきます。」
このような言葉をよく聞きませんか?
言い換えて「説明が20分、その後質疑時間が10分あります」
このように時間配分を伝えると相手にダラダラプレゼンにならないと安心感を与えます。
また、自分の時間が与えられると感じ、聞き手に良いプレッシャーも与えられます。
寝てしまうなんてことは無くなるのではないでしょうか。
加えて、質疑時間を取っていると伝えると質問に答えられるほど練られているんだという印象を与え、聞く側は聞き入れやすくなります。

挑発的な言い回しをする
「聞いてもらうのになんでやねん」ってツッコミがあるかと思います。
「私の話に騙されないように聞いてくださいね」
このように言われたらどう思いますか。
こう言われると、かなり挑戦的ですが、揺るぎない自信がある雰囲気を醸し出しているように思いませんか。

応用すると…
「嘘のようなホントの話をしますが、ひょっとしたら嘘かもしれません。騙されないでくださいね」
相手にゲーム感覚を味合わせることで集中してもらうこともできます。

驚きを与え、興味を引く

驚きや発見というのは人にとってとても興味があり、ドキドキワクワクすることです。
プレゼンの中にドキドキやワクワクが詰まっていると知ったら皆さんはどうですか。
私は、前のめりになって聞き入ってしまいます。
そんなプレゼンをするコツを解説していきます。 

驚きを与える方法

〇〇より〇〇のほうがスゴイ・・・物事は比較すればわかりやすくなります
例えば…
「ゆっくり話すより間を取って話すほうが効果があります。」
そのように言われると、わかりやすくなりませんか。
また、他と比べ際立たせることができます。
商品の比較等ライバルと大げさに比較することで、驚きや感動を与えることもできます。

知らないと損しているかもしれません・・・脅し的に聞こえますが、どう思いますか。
人は、心理学的にも損失を回避する生き物とされています。
得しますよと訴えかけられるより、損しますよと訴えられる方がインパクトがあります。
今回を逃すとサービスは受けれず損ですよと訴えかけられるとドキッとしますよね。
損という言葉は記憶の中にも残る性質がありますので、ぜひ使ってみてください。

興味を引く方法

ここだけの話ですが・・・若干声のトーンを下げて言われるとドキドキしますよね。
人は希少性のある情報に惹かれやすいです。
いつもの話を裏話風にすればいいだけです。「他の人には言わないでくださいね」
なんて付け足すと更に効果アップ
バレると信用性が下がるので、乱用はしないでください。

〇〇出来る会社の共通点は・・・成功する人や会社に見られる共通の特徴はビジネスマンなら知りたいですよね。
成功する会社の多くは〇〇をやっています
と言われるより
成功する会社の共通点は〇〇をやっていることです
同じ内容ですが、成功パターンを漠然と見るのではなく、比較分析したからわかった共通点と印象を与えます。
そこに一定の法則性があると感じ、興味を引くでしょう。
保険のために前置きで「私が調べた限りでは」等と言っておけば不安があっても問題ないです。

納得感を高める

言いたいことはわかった。そうは言っても・・・なんて言われたことないですか。
逆に聞き手の時に思ったことはないですか。
納得感を与えられなければ、話を聞いてもらっても反感を買ったり、時間だけが過ぎてしまうので、困りますよね。
どうすれば納得してもらえるかコツを解説していきます。

変えようのない事実を小難しく

カタカナ用語や専門用語を多様し、聞き手を煙に巻くプレゼンは褒められません。
でも、ちょっとだけ小難しいカタカナを使うことで納得感を高めることがあるのも事実です。

例えば…

ライザップのCMでは「結果にコミットする」と言ってました。
「結果に責任を持って取り組みます」というよりスマートに聞こえ納得感が高まります。

でも、コミットの意味はと聞かれて、正確な意味を分かる人はどれだけいるでしょうか。
ニュアンスさえ伝われば、その言葉をあえて使っていると伝えることができ、プレゼンのスパイスとなり注目させることができます。
もし、伝わるか不安な場合はあえて、続けて日本語で補う方法があります。

「同時に行うことでシナジー、つまり相乗効果を得られます」
このように伝えると全員に伝わる+パンチ力が増します。

偉人の力を借りる

プレゼンの聞き手は話し手の立場や信頼度もどうしても見てしまいます。
話し手はそれを理解してプレゼンしないといけません。
自分の力だけで納得させることができないのであれば、偉人の力を借りましょう。

例えば…

「ドラッカーはこう言っています。『ビジネスには2つの機能しかない。マーケティングとイノベーションである』私もこれに同感です」
と言ったあとに自分の考えを話す。

「私は革新を続けるべきと考えています。『何かを捨てないと前に進めない』とジョブズも述べています」
などチート級の偉人の言葉を使うと、意見が補強されます。

聞き手にその言葉を知らない人がいても、名前を聞いただけで「そうなんだ」となってしまう。
人によっては知らないことが恥ずかしいので賛同してしまうこともあります。

信頼してもらい、共感を得る

この人の話は、聞くに値するということ。
「そうそう、そこが問題なんだよ」「これは、自分に必要なプレゼンだ」と思わせること。
それがプレゼンにとって いちばん大切なことと言えます。
どのように信頼、共感を得れば良いのかコツを解説していきます。

信頼を手に入れる

いつも〇〇に困っている方向けの△△です・・・「あっ!それって私のことだ」
一気にプレゼンを聞かないとという気持ちにさせられます。
相手の困りごとを指摘してから、△△の強みを話すことで信頼感を得ることができます。
プレゼンは相手のニーズに合わせて話をしないと伝わらないので、こういった方法で信頼を得ると聞き入れやすくなります。

共感してもらう

皆さん、ちょっと想像してみてください・・・そう言われると想像してしまいますよね。
その後に、良い結果を付け加えると、一気にやる気がアップします。
「何をするのか」よりも「どんな未来にするか」を想像してもらって、プレゼン内容に共感して貰えれば、きっと伝えたいことは伝わるはずです。

決断を促す

プレゼンの目的として最終的に行動に移してもらうことがあります。
ですので、プレゼンの最後に行動に移してもらうか、もらわないかの決断を促す必要があります。
判断を促すためのコツを解説していきます。

決断を煽る

努力して成長するか楽して成長しないか、どちらの人生を選びますか・・・
両極端な選択を提示+一方しか選びようがない選択肢を出すと人は前向きな方を選んでしまいます。

このような形で質問を投げかけると、プレゼン内容を受け入れ行動してもらえるでしょう。
人は長く考えるとやらない言い訳を考えてしまうので、決断させると言うのもテクニックと言えます。

今、始めればまだ間に合います・・・前述した「知らないと損しているかもしれません」と同じ原理です。
現状に満足していない人は特に「まだ間に合う」と聞くと損しないですむかもと藁にもすがる思いで判断することでしょう。

まとめ

今回は、『プレゼンの語彙力』この本に書かれた一部の内容を紹介しました。
この本は、開くと左のページにイラストと言い回しワード、右のページに解説という2ページ完結で100個のワードが載っています。
文字も少ないので、始めから読んでもポンポンと読み進められます。
気になるところだけパッと開いて読むということも出来る本になっています。

本を読むのが苦手な人でも手に取りやすい一冊なのでぜひ読んでみてください。
 
このようなテクニックを知らない。
せっかく良い企画なのにプレゼンが下手というだけで潰れてしまう。
このテクニックを使わない理由が見つかりませんよね。

今、始めればまだ間に合います。
さあ、今回紹介したテクニックを使って周りの反応が変わるか試してみましょう。

簡単なところからでもいいので「3、2、1、GO!」 

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