子育てをする上で必須アイテムと言っても過言ではない絵本
- たくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない
- どうせ読むんだったら学びがある方がいい
- 子どもの自己肯定感を高めたい
そんな事を考えている方に向けて、2人の息子を子育て中のすだおが絵本の読み聞かせを行って人にオススメしたいなと感じた絵本を紹介します。
オススメしたい絵本5選
オススメしたい絵本を5冊選びましたので紹介します。
これらの絵本は子供の反応もよく、成長に繋がったなと思ったものプラスで親であるすだお自信もすごく惹かれた絵本です。
では紹介したいと思います。
- ぜったいに おしちゃダメ? (ビル・コッター)
- せんろはつづく (竹下 文子)
- きょうのおやつは (わたなべ ちなつ)
- おこだでませんように (くすのき しげのり)
- おこる (中川 ひろたか)
どれも子どもにとってとても成長に繋がったと感じたオススメの絵本です。
絵本の特徴
ここからはそれぞれの絵本の特徴とすだおの分析を紹介していきます。
※あくまで個人の見解です。
ぜったいに おしちゃダメ?
ぜったいに おしちゃダメ? ビル・コッターさく
この絵本は、絵本の中の謎のキャラクターが話しかけてきてくれて子供自身もアクションを起こす、参加型の絵本で、子供の好奇心をツンツンとつついてくる面白い絵本です。
実際にページを押したり、ふったり、こすったり、笑ったり、怖がったり、驚いたり。ちょっぴり騒がしい一冊です。
題名の通り、押しちゃいけないボタンがあるのですが、子供がこちらをチラチラ見ながら悪い顔で押しているのがとっても可愛かったです。
すだおの分析
とにかくこの絵本は子供にとって刺激が強くユーモアあふれる一冊です。
そのことで子供がとにかく笑い好奇心を育んでくれます。
指示されたとおりに、様々なアクションをしているうちに絵本の中に入ったかのような感情になり悪いことをしようとしている主人公に指摘したりなど、正義感も学べました。
- 我慢しないといけないという気持ち
- これをするとどうなるのかという関連性を見抜く力
せんろはつづく
せんろはつづく 竹下 文子さく
この絵本は、次から次へと起こる困難に立ち向かいながら、皆で協力して線路をつなげていくお話で、「どうしよう」って考えることを教えてくれる絵本です。
山があったらトンネルをほったり、川があったら鉄橋をかけたりと自分と同じくらいの小さな子たちが頑張っている姿が見れる一冊です。
一度読むとどうやって困難を切り抜けるか覚えてしまうので、他の方法も考えて、「それも正解だね」なんて言いながら考えている子供を見るのが楽しいです。
すだおの分析
とにかくこの絵本は子供に困難にぶつかっても考えて乗り越えることが出来ると教えてくれる一冊です。
考える力だけでなく諦めない力を伸ばしてくれます。
目的のために、皆で一緒に作業している姿が描かれているので、組織というものもこういったところから学べるのかなと感じました。
- 困難をどう乗り越えるか考える力
- 協力することでより大きな成果を得られる気付き
今日のおやつは
今日のおやつは わたなべ ちなつさく
この絵本は、なんと言っても絵本自体の構造がすごい。絵本を開くとなんと片面が鏡になっている。
物語としては、ホットケーキを焼いて食べる内容ですので、ママゴトが好きな子だったら最高かなと思います。
我が家の息子は物語より絵本の構造に興味津々、自分が映るようにしてみたり、絵本の角度を変えてみたりと本来の使い方じゃないのでは?と思うようなことまで。でもそれが面白いみたいで良く遊んでいる絵本です。
すだおの分析
この絵本はギミックに驚きの一冊です。
絵を反対側に移して一つの絵にするなんて、他では見たことのない絵本ですので、子供も「なんでこうなるのか」というところから、こうしたらどうなるのか等、試すという仮説を立てる勉強になると感じます。
- これはどうなっているのかと構造を観察する力
- 仮説を立てて実行する力
おこだでませんように
おこだでませんように くすのき しげのりさく
この絵本は、妹を泣かせて怒られて、女の子を驚かせて怒られて、友達に先に手を出して怒られて…
怒られっぱなしの男の子がどんな事を考えているか、親がはっとさせられる絵本です。
感情のコントロールが下手な子、ついつい怒ってしまう大人たちに向けて気持ちを代弁してくれる一冊です。
我が家の息子はまだこの絵本の正しい理解は出来ていないようですが、親が成長できた素敵な絵本です。
本当の意味が理解できるまで読み聞かせたいと思います。
すだおの分析
子供の気持ちに寄り添った絵本です。
親が気づかないうちに子供の自己肯定感を潰してしまっていないか見直させてくれる一冊です。
小学生低学年くらいの子供になってやっと分かる内容かと思いますが、親はもっと早くからこの本を読んだほうが良いのではと思っております。
- 子供の自己肯定感を潰さないように気付かされる(親が)
おこる
おこる 中川 ひろたかさく
この絵本は、怒られるのが嫌でどっかに行こうとするがそれは寂しいって気持ちから、おこることに対して考える子供にフォーカスされた一冊です。
怒っても、気分が良くなる人なんていないのに、なんで怒るんだろうって不思議な気持ちから、怒らない人になりたいと心に誓うこの絵本。
おこることに対して、息子は考えさせられたのか、この絵本を読んでから友達に嫌なことをされたときなど、何も言えなかったのに「嫌」と言えるようになりました。この絵本の狙いかどうかはわかりませんが、一つ成長したなと思っております。
すだおの分析
怒ることに対して子供が真剣に考えるとこうなるのかと考えさせられる一冊です。
自分の気持ちと向き合える良い絵本だなと感じます。
怒るということが悪いこととは言わないが、気持ちいいものではないということを学べました。
- アンガーマネジメント力
- 気持ちについて向き合う力
まとめ
紹介した絵本は、子供だけでなく親も一緒に成長できる絵本を選びました。
それぞれ以下のような学びがあると私は考えています。
- ぜったいに おしちゃダメ? (ビル・コッター)
- 我慢しないといけないという気持ち
- これをするとどうなるのかという関連性を見抜く力
- せんろはつづく (竹下 文子)
- 困難をどう乗り越えるか考える力
- 協力することでより大きな成果を得られる気付き
- きょうのおやつは (わたなべ ちなつ)
- これはどうなっているのかと構造を観察する力
- 仮説を立てて実行する力
- おこだでませんように (くすのき しげのり)
- 子供の自己肯定感を潰さないように気付かされる(親が)
- おこる (中川 ひろたか)
- アンガーマネジメント力
- 気持ちについて向き合う力
どれも、大人になってからも必要な力ばかりです。
子供のうちから少しでも土台を作っておければきっと将来役に立つでしょう。
ぜひ絵本を選ぶ際に、参考にしてください。
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