【勝てる思考】ロジカルシンキング|論理的に物事を捉え説得力を上げる方法を簡単解説

 こんにちは、すだおです。

 ロジカルシンキングって聞いたことあるけど、どういうことなのかわからない。
なんとなく意味はわかるし重要なのはわかる。
でもどうしたら良いのかわからない。

 そんな悩みをもった方に向けて、ロジカルシンキングについてわかりやすく解説します。
わかってるけど、チョット自信ないなという方も見ていってください。

もくじ

ロジカルシンキングって何?

仕事や生活の上で絶対に必要な考え方ですので、実は自然とできていることも多いです。
そんなロジカルシンキングについて何なのか説明していきます。

ロジカルシンキングとは

 日本語にすると論理的思考と言います。
 情報を決められた枠組みにしたがって、整理や分析する考え方です。

この考え方を用いると
  • 複雑なものごとの原因や結果を把握し、問題の解決に繋げることができる
  • プレゼン等の説得力が格段に良くなる

ロジカルシンキングには様々なメリットがあるよ

 ロジカルシンキングについて難しく考えてしまっているかもしれないので
   簡単な例
    ■手の届かない高いところに欲しい物があるとします。どうやって取りますか?
     ・手の届く背の高い人に頼む
     ・手が届くように脚立に乗る
     ・〜〜
     ・〜〜
    考えれば取る方法は色々ありますよね。
 このような目的に対しての行動を考えることも立派なロジカルシンキングです。

必要な5つの考え方

 ①つながり  ②網羅性  ③組合せ  ④分け方  ⑤深堀
 これらを考えてものごとを捉えよう

 上の図は、つながり、組合せ、分け方を表しております。
 ねこ、いぬ、とりのみを取り扱っているペットショップであれば網羅性もあります。
 問題点や課題についてもこのように分類した後、深堀することで解決することができます。

マインドマップの形でメモすると把握しやすくなるよ

つながりとは

 つながりにはいろんなものがあるので、説明しておきます。
 ちなみに先程の図では、種類(共通点)のつながりで分けています。

共通点

 「年齢」「性別」「出身地」「趣味」等共通点があれば、それはつながりです。
 「同じ問題を抱えている」などもそうです。

順番

 「春→夏→秋→冬」「1時→2時→3時→4時」このような時系列や
 「A、B、C、D」「あ、い、う、え、お」のような単純な順番
 このような順番のつながりもあります。

因果関係

 Aという原因がもとに、Bという結果が生じたという事例がありました。
 AとBは因果関係でつながっていると言えます。

意味のつながり

   一見関係ないことでも意味でつながる場合があります。
   簡単な例で言うと
   「売上が下がる」「原価が上がる」この2つの出来事
   『利益が下がる』という意味でつながっています。
 
 「つながり」と一言で言っても色々なつながりがあることを理解しておく必要があります。
 このことを忘れてしまうと、視野が狭くなってしまうので要注意

様々な方向からものごとを捉える必要があるよ

スキルを身につけよう

 ロジカルシンキングを身につけるためには、日常的に意識する。ただそれだけです。
って言われてもってなると思いますので、思考を整理する良いツールがあります。
 今回は代表的なものを2つ紹介させていただきます。
 これらのツールを日常的に使うことで論理的にものごとを考えれるようになります。
 ぜひ使ってみてください。

親和図を使って整理

 未来の問題や未経験分野での問題等、はっきりしない問題の構造を明らかにします。
 事実や意見、アイデア等を集め、言語データとして親和性(よく親しみ合う性質)にて分類し、問題の構造を明らかにするツールです。

使い方

  1. テーマを決める(具体的に文章で)
  2. ブレーンストーミングなどで言語データを集める
  3. 言語データを1カード1情報として、具体的に文章化する
  4. 数枚ずつカード合わせをする。(文章の意味の近さで合わせる)
  5. 合わせたカードの意味を1文章に要約し、見出しを作る
  6. ③〜⑤を繰り返す
  7. 図解化する

三角ロジックで考えて説明しよう

 三角ロジックとは、事実(データ)をもとに、理由付け(解釈)をおこなって主張することで、相手に納得感を与える説明の方法です。

使い方

  1. 親和図を作る時に出てきた意見や、事実をデータとして内容を確認する
  2. データから明らかに言えることは何か理由付けし、内容をまとめる
  3. 理由付けされた内容を意見としてまとめ主張する

 主張するときには、図の形でメモを書いておくと
「主張する→なぜならばこういう理由があります→例えばこんなデータがあります」
のような結論から伝える方法だけでなく、
「データを説明→このデータから言える傾向はこうです→だからこうしたいと思います」
など、状況に合わせてデータから話し始めることも容易になります。

モレやダブりをなくして考えよう

ロジカルシンキングの必要な5つの考え方で紹介した網羅性について詳しく解説していきます。

MECEとは

  • Mutually  (お互いに)
  • Exclusive  (重複せず)
  • Collectively (全体に)
  • Exhaustive (漏れがない)

の頭文字を取った用語で、モレなくダブりなしと言う意味
ロジカルシンキングの中で最も重要と言っても過言ではない内容です。

 モレやダブりがあると、考えが偏ったり、気付けなかったりとそもそも正確な分析ができなくなってしまいます。

MECEの切り口

 モレなくダブりなくとわかったが、何に注意したら良いのだろう
結局気付けないとモレるよねと思う人が多いと思います。
 どういった切り口で考えるとモレが発生しないか解説していきます。

 モレが発生しないようにするための切り口としてはフレームワークを使おう。
 よく使われる、フレームワークは下記のとおりです。

  • 5W2H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、いくらで)
  • 3C(市場、競合、自社)
  • 4M(人、機械、材料、方法)
  • PDCA(計画、実行、確認、対策)

一般的によく使われるフレームワークに当てはめると
モレを減らせるよ

課題を深堀ろう

 仕事や生活の中で課題や問題が出てくると思います。
 その課題や問題について深掘りして、より具体的にしたり、原因を突き止めたりし、解決につなげることができます。

勘に頼った行動は、解決から遠ざかっちゃうよ
ロジカルに考えていこう⤴

ロジックツリーを使おう

課題や問題を解決するためにアイデアを出しながら、ロジックツリーに使ってみよう。
 課題や問題から手段を展開していくので、最適な手段を見つけることができます。
 タスクの細分化が出来るので、行動に移しやすくなります。

使い方

  1. 解決したい課題の場合は実行、問題の場合は解決を目的とする。
  2. 目的を実行するための1次手段を記載
  3. 1次手段を目的と考え、実行するための2次手段を記載
  4. ②③を繰り返し、実践レベルまで手段を展開する
  5. 実行する

まとめ

 ロジカルシンキングとは、情報を整理したり分析をしながら、筋道を立てて結論を導き出す思考法です。
 プレゼンや商談だけでなく、コミュニケーション、文書作成、企業の課題解決にも使えます。

仕事をする中で、絶対に必要と言っても過言ではないスキルだから
身につけておかないと損だよ。

 気合、根性、勘などで進めることには、限界があることは周知の事実です。
この記事を読んだことをきっかけに、取り入れてもらえればと思います。
さあ、学んだことを実践に移しましょう。

3、2、1、GO!

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